どうも、めがねマンです。
前回多くの方に読んでいただけた三河弁講座の第2段です。
前回の記事はコチラ
前回は語尾編でしたので今回は単語編をお送りします。
放課
読み:houka
意味:授業と授業の間の休憩時間
使い方:
放課になったら運動場でサッカーしようぜ!
おそらく多くの方の「放課」は学校の授業のことだと思います。
ですが三河弁では放課は休憩のことなんですよ♪ なので授業中をさぼってサッカーをしようと言っているのではありません。
サザエさんを見ていてカツオくんが「ナカジマ、放課後は空き地に集合な!」と言っているのを三河出身者が聞くと少し違和感があります。
なぜなら三河弁で放課の後は授業だからです。
つる
読み:tsuru
意味:持ち上げて運ぶ
使い方
掃除するから机つるの手伝って〜!
学校の掃除時間に机を教室の後ろに運びますよね?
あの運ぶ動作を「つる」と言います。
家での掃除では「ソファーをつる」「棚をつる」など「〇〇をつる」と言います。
定位置が決まっている物を別の場所に一時的に移動することを「つる」といいます。
なのでこの場合は定位置がないので「つる」とは言いません。
ずる
読み:zuru
意味:持ち上げずに運ぶ
さきほどの「つる」によく似た言葉ですが、「ずる」は持ち上げずに床を擦りながら運ぶことを言います。
床が傷つくから、ずらないでほしいわ!プンプン
三河の家庭ではこんな風に使われていることが多いでしょう(笑)
いざる
読み:izaru
意味:意図せず動く
Melty Love、すみれ September Loveなどのヒット曲を歌ったビジュアル系バンドの方ではありませんよ(笑) 分からなかったらググってみてください。
これは今この記事を書いているカフェのテーブルです。 真っすぐ整っていますよね。
きれいに並べた紙ナプキンがいざってしまいました。
このように本人が意図せずに、ずれてしまうことを「いざる」と言います。
※紙ナプキンはこのあとスタッフ(私自身)が正しく使用しました。
まとめ
いかがでしたか?「放課」「つる」「ずる」「いざる」日常で使える4つの三河弁を紹介しました。
お仕事やご自宅で話題づくりに使ってみてはいかがでしょうか?
皆さんの生まれ育った地域、お住まいの地域で楽しい方言があればコメントやお問い合わせメッセージなどで教えてください♪
では第3段でお会いしましょう♪
以上、めがねマンでした。