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今日から使える三河弁講座①





この記事でわかること

1.三河弁とは
2.三河弁の使い方
3.三河弁は商談にも使える?

 

 

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どうも、めがねマンです。

 

私めがねマンは生まれも育ちも愛知県の三河というエリアです。

この三河地区には独特の「三河弁」という方言があります。

 

 

先日、なんとなく三河弁ツイートをしたところ・・・

 たくさんのイイネ!や、「かわいい」とのメッセージをいただきましたので今日は、そんな三河弁を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 三河地区とは

 正確な定義はわかりませんが愛知県の右側半分あたりが三河と呼ばれています。

その中でも西三河(岡崎、豊田周辺)、東三河(豊川、豊橋周辺)とよばれており、今日紹介する三河弁は全域で使われるかはわかりませんが、私個人の周辺で多用される三河弁とその活用法を紹介したいと思います。

 

読み:読み方をローマ字で表記します。赤文字はイントネーション

意味:標準語

使い方:その三河弁の使い方を説明

 

三河弁で一番有名なのが通称じゃんだらりん

これは一つの言葉ではなく「じゃん」「だら」「りん」という3つの三河人が最もよく使う方言をつなげた言葉です。

ではそれぞれ紹介していきます。

 

じゃん

読み:an

意味:ですね。

使い方:ものごとを言い切るときの語尾に付ける。

「〜じゃん!」→「〜ですね!」

見て見て!今日新しい服買ったの♪

おっ!いいじゃん!

 

実は「じゃん」にはもう一つ使い方がありますので、そちらも紹介します。

読み:

意味:ですよね?

使い方:イントネーションが変わると疑問形に変わります。

「〜じゃん?」→「〜ですよね?」

そういえば、この前ダイヤの指輪買ってくれるって言ったじゃん?

え〜っと・・・そうだっけ?

そうよ!酔っ払って言ってたじゃん!!

「言ったよね?(疑問形)」「そうだっけ?」「言ったよ!(言い切り)」の じゃん2段活用です。

こちらは高等テクなのでぜひ使ってみてください。これが使えたら立派な三河人です♪

 

だら(だらぁ)

読み:dara(dara

意味:でしょ?

使い方:こちらは半疑問形の言葉です。 文章の語尾に付けて使います。 

今日は創作料理を作ってみたの♪美味しいだらぁ?

うん美味しい!これ豆腐入っとるだらぁ?

 なんだかダラダラ言ってますが(笑)

「美味しいでしょ?」「豆腐入ってるでしょ?」という会話になります。

「じゃん?(疑問形)」との違いは同じ疑問形なのですが、「じゃん?」はほぼ確定していて自身のあるときの確認の「ですよね?」に対して、「だらぁ」はあまり自身がなく相手の思いが分からない時に使います。

高等テクとしては「だらぁ」単体で使うパターンがあります。

今日は創作料理を作ってみたの♪美味しいだらぁ?

美味しいじゃん!

だらぁ?

 この場合の「だらぁ?」は「でしょ!でしょ!」と相手の思いを確認したあとのダメ押し的な「だらぁ」活用形になります。

 

りん

読み:ri

意味:てください

使い方:意味の「てください」が分かりづらいですね(笑)

りんの前に「し」「み」などが付きます。

「し」が付いた場合は「してください」 「み」が付いたら「みてください」となります。

他に「起きりん」→「起きてください」 「食べりん」→「食べてください」などの使い方もできますが少し命令口調のような感じになってしまします。

これを優しい言い方に変えたいときは、+「み」の形ですと優しい意味になります。「起きてみりん」→「起きてみてください」 「食べてみりん」→「食べてみてください」となります。

パパ!今日は公園行く約束じゃん? 早く起きりん!

むにゃむにゃ・・・あと5分待ちん・・・

 「早く起きてください」という娘に「あと5分待ってください」と言っている場面です。

「待ち」+「りん」=「待ちりん」ではなく「待ちん」となり「り」を発音しないところがポイントです。

 

何で?と言われるとわかりませんが(笑)

フランス語の「h」や中国語の「g」みたいなものと思っていただければいいかと思います。

他には、「買ってください」→「買いん」 「勝ってください」→「勝ちん」となります。

「り」を発音しない法則を私なりに考えてみました。

「待」 「勝」 「買」など語尾が「ちい」の時に「り」を発音しなくなるような気がします。

 

例えば

おりん・・・おってください(居てください)

着りん・・・着てください

こりん・・・来てください

こりん星・・・最近あまり聞かなくなった

しりん・・・してください

しちりん・・・サンマを焼くと美味しくなるやつ

取りん・・・取ってください

撮りん・・・撮ってください

なりん・・・なってください

煮りん・・・煮てください

塗りん・・・塗ってください

ん・・・縫ってください

寝りん・・・寝てください

乗りん・・・乗ってください

貼りん・・・貼ってください

ん・・・這ってください

振りん・・・振ってください

堀りん・・・掘ってください

見りん・・・みてください

盛りん・・・盛ってください

ん・・・持ってください

やりん・・・やってください

寄りん・・・寄ってください

割りん・・・割ってください

とこんな感じで「りん」を洗い出してみました。

 いくつか三河弁とは関係ないものが...(笑)


 まとめ

いかがでしたか?

三河弁について少し分かっていただけたかと思います。

もし商談などで相手の方が三河の方だった時は「実は三河弁喋れるんですよ♪」と切り出してみると面白いかもしれません。

三河弁は「じゃん」「だら」など濁点が多く発音がきれいではないイメージがあるので三河弁を使わないように気をつけている方が多いと個人的には思っています。

でもやっぱり三河っ子は慣れ親しんだ三河弁が大好きなんですよ♪

「三河弁喋れるんですよ」なんて言われたら私は嬉しくなっちゃいますね♪

きっとこれで商談成立間違いなし!とうまく行くかはわかりませんが・・・

堅苦しい場が和むとは思います。

 

今回は三河弁の大御所「じゃんだらりん」を紹介しました。

シリーズで色んな三河弁を紹介していこうと思います。

 

 

以上、めがねマンでした。

 

紹介した活用法は筆者個人が普段使っている三河弁です。

使い方が違うなどのご批判があるかもしれませんが、35年間三河地区で過ごして培ったものであり概ね合っていると自負しております。

ご意見等ありましたら、コメント、お問い合わせ欄からいただけるとありがたいです。