どうも、めがねマンです。
先日、フジドリームエアラインズ(通称FDA)の格納庫見学ツアーが発売になりました。
私は2020年の10月に参加したのですが、他では絶対にできない本当に貴重な体験ができたのでその模様をお伝えします。
開催場所は小牧空港
開催場所は小牧空港のFDA格納庫です。
格納庫と同じ棟には乗務員の方の研修施設もあります。
普段は私達一般人が入ることはできないエリアですね。
この日は富士山遊覧飛行に参加し、その後のオプションとして格納庫見学ツアーにも参加しました。
料金はたしか4,500円くらいだったと思います。
モックアップで緊急訓練
こちら飛行機の一部を模したモックアップです。
本物そっくりですね!
乗務員の方々は普段ここで緊急脱出訓練をされているとのことです。
ドアの開閉訓練に使うのかな?
こちらは触れられませんでした。
では着席して訓練に参加です。
緊急事態! 客室に煙が充満してきました。
※訓練です
煙は無害な蒸気なのでご安心ください。
お手洗いも煙が充満しています。
本物の便器は置けないので椅子とカラー印刷の便座で(^^)
救命胴衣を着用します。
紐を強く引くと・・・
残念ながら訓練用なので膨らみません。
訓練用なので救命胴衣を膨らますためのインフレーターという部品が取り付けられていません。
インフレーターは一回使い切りの部品ですのであしからず。
しかし、参加者の中にランダムに1つだけインフレーター付きの救命胴衣が準備されているというサプライズもありました♪
当たりの救命胴衣を着けた方は、モデルさながらに通路を歩き、パンパンに膨らんだ救命胴衣を他の参加者さんに触ってもらえる特典が付いてきます♪
格納庫見学へ
前述したようにこの日は、遊覧飛行の後の格納庫見学です。
先ほどまで搭乗していた機体がトーイングカーに引かれて格納庫に入ってくるという演出付きです。
実はこの日の格納庫見学は人数が多いため、2グループに分かれていて私は後半グループだったんです。
なので、前半グループの見学が終わって一度機体を出し、後半グループのために再度入場するという憎い演出付きです(*^^*)
では、整備場へ行きましょう!
お口を開けているみたいでカワイイですが、こちらレドームという部分です。
飛行に必要なレーダーが格納される大切な部分ですね。
エンジンカバーもパッカーン!
ぎっしり詰め込まれた配管類が美しい(*^^*)
整備の工具も見せていただけます。
スパナとトルクレンチ
でかっ!!
スパナの先端が私のこぶし大です!
そうかと思えば人指し指よりも小さなスパナもあったり!
この適切な工具のおかげで、私達の安全で快適なフライトが提供されているんですね。
いつもありがとうございます。
こちらは油圧ジャッキ。
これで機体を持ち上げてタイヤ交換をするそうです。
こちらが交換用のタイヤ
日本のブリヂストン製のタイヤです。
FDAは16機の飛行機を保有しており、16機すべてがブラジルのエンブラエル社製。
ブラジルでも認められた日本のタイヤ、なんだか誇らしいですね。
タイヤのカットサンプル
飛行機のいろんなカバーが開けられて、皆さん思い思いに見学を楽しんでいます。
手を伸ばせば翼に届いちゃいます♪
カッコいい!
これも触れちゃいます♪
タッチ(*^^*)
これ翼を下から見上げてる写真なのですが、何か分かります??
実はこれ給油口なんですよ!
赤いキャップの部分から給油して、黒い部分に給油量が表示されるんです。
空港で翼にホースが繋げられてるの見たことある方もいるのではないでしょうか?
あれが給油の光景です。
下から給油したらホースを外した時に燃料が降って来るんじゃない??
と気になって、整備士さんに質問してみました!
赤いキャップの中に逆止弁が付いているので、ホースを外しても燃料は降ってこないですよ〜。と素人の質問にも優しく教えていただけました。
続いて機体の下を見てみましょう!!
貨物室。
ここに私達が空港で預けた荷物が収納されます。
間近で見ることなんてなかなかないので貴重です。
ちなみに貨物室は前方と後方の2つあり、後方は圧力調整されないスペース。こちらは荷物専用スペースですね。
では前方はというと与圧と言って圧力調整されるスペースになります。
与圧されるので、こちらには荷物と一緒にペットのケージを収めることもできるそうです。
荷物を積み込むお仕事の方は、間違えたら大変なことになるので気を使うそうです。
エンジンを後ろから。
ホントに触っちゃっていいんですか? いいんです!
この見学会では飛行機の隅々まで触ることができちゃいます(*^^*)
私が搭乗した遊覧フライトから2時間近く経っているのでもう熱くありません。
鋭利な突起部などは触れないよう囲いがしてあるので、それ以外は触ってもいいですし、写真撮ってSNSにアップしてもいいですよ!というなんとも太っ腹な見学会です。
タイヤもタッチ!
大きな機体に繊細な配管。
ちなみにこの機体はFDAの最新機材16号機です。
FDAの機体は1機ずつ色が違うのですが、この最新の16号機はバイオレット。
次回の記事で全色紹介しますね♪
ここにもライトが付いてるんですね!
さて、本当にすごいのはここからです。
こんな風にエンジンに腰掛けることもOKです!
もちろん私も座らせていただきました!
たぶん今後二度とできない経験だと思います。
お次は機内に入ります。
客席から見る格納庫の景色。
順番でこんなこともさせていただけます。
マイクがオンなのでしゃべると本当に客室にアナウンスができます。
アテンション、プリ〜ズ!
それから、ここだけは機密上のお約束で写真が載せられないのですがこのあとコックピットで操縦席に座って記念撮影もさせていただきました♪
私のカメラの中で貴重な写真として残しておきます。
まとめ
普段は飛行機に乗る立場ですが、こんな風に隅々まで飛行機を見て触ってなんて機会はなかなかないと思います。
ましてやエンジンに腰掛けたり、操縦席に座ったりなんて一生に一度経験できるかというくらい貴重な体験をさせていただきました。
そんな貴重な体験ができるFDA格納庫見学ツアーは、まだ空きがあるようです。
今回は前回よりもパワーアップしての開催ということで、どんな体験ができるのでしょうか?
FDA格納庫見学ツアーで、他では絶対にできない体験をしてみてはいかがでしょうか。
以上、めがねマンでした。
私は普段、マイルというポイントを使って飛行機で旅行を楽しんでいます。
お得に旅行をするのに興味がある方は、ぜひこちらもご覧ください。